福岡県大野城市にある回復期リハビリテーションに特化したリハビリテーション専門病院

誠愛リハビリテーション病院

   

お知らせ

一国の総理と高崎山のボス猿

2009.09.01 [ 井林院長MonthlyTale ]

090901 9月朝礼訓示 #0909

台風11号の発生とともに、戦後初めての2大政党間の政権交代がこの8月最終日に実現しました。日本もこの辺りで果たして本当に変わって行く、CHANGE して行けるのでしょうか?しかしながら歴史的にみて、明治維新ほどのインパクトを感じられないのがとても寂しい気がしますし、我々国民の方も何処かスッカリ冷めてしまったところがあるのは残念ながら否めません。
何せこの数年という短期間に、一国の総理が3人も4人も入れ替わるのは、GDP 世界第2〜3位の国にしては物凄く奇妙奇天烈摩訶不思議な現象であり、諸外国から見ても矢張り「黄色い猿」集団としか看做されていないのではないか心配になります。そう言えば、高崎山のボス猿も以前と違って、最近は1年も経たないうちに次ぎから次ぎに親分格が交代するといった話を耳にしたことがあります。外の世界に目を向けず、群れの中から飛び出して修行することもないまま、ただ何となく母親の庇護のもと平和な社会に守られ育って、身体だけはメタボ気味に大きく育ったついでに(気持の方は然程強くはないのに)慣れ親しんだグループの交通整理的なお仕事だけは無難にこなせる大猿が、過保護にその群れの仲間内から煽てられ担がれてボスが決まって行くそうなのです。
まるで、今の日本社会の縮図を見るかの如く、政治も経済も社会も、はたまた私たちの働く病院などでも同じ傾向にあるのかも知れません。
たまには「ガツン」とやりたくとも、研修医の中には、強く言い過ぎると病院に出て来なくなったり、引きこもって辞めると言い出したりする若者もいるようです(昔から居りましたっけ、、、)。あるいは、昨今はスーパーローテーション方式なので、数ヵ月我慢すれば次ぎには楽な診療科に移れる、、、バイバイ、、、
と言った風潮も多いとは言いませんがあるようです。どんな職業であろうと、プロとして強い気持と信念を持っていないと、今はモンスター的な方々が周囲に少なからずいらっしゃるので大変です(かく言う自分たちも、結構小さなことでストレス溜めて、周りに文句垂れながら暮らしているのでしょうね、、、他人のことは言えませんね)。往々にして、自らが弱い人によく見受けられる高圧的な対応はまずは戴けませんが、その逆の態度すなわち初めから消極的、逃げ腰であってもいけませんし、クレームを先ずは同じ目線で受け止め重視し、どうしてそうなったのか立場を変えて充分に咀嚼/嚥下、整理/解決していく技術も今の医師やパラメディカルの人達には求められています、、、色んなスキルが求められる結構大変な職業になってしまいました。
近々、当院でもリスク管理、クレーム対処のプロ(平たく言えば、元警察関係者)に入って戴き、我々も色々と学びたいと思っております。また、近隣の病院やクリニックの先生方、パラメディカルの皆樣方との気楽な勉強会なども出来れば良いなと計画中です。政界同様、当院も少しずつ時流に乗ってチェンジして参りますので、どうぞ宜しくお願い致します。

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