お知らせ
ルーツ探しの旅と名月
2009.10.05 [ 井林院長MonthlyTale ]
091005 10月朝礼訓示 #0910
先月からいよいよ新生の鳩山内閣が誕生しました。イチローも前人未到の9年連続200本安打の大記録を樹立しました。何となく、閉塞感から解放されたような明るいニュースが少しずつ増えてきたようにも思えますが、皆さんのご機嫌はいかがでしょうか?
先週末は、自分のルーツ探しの旅ではありませんが、家族と共に山口県の中央に位置する美祢盆地(祖父の兄弟が住んでいたらしい)経由で、周防灘を見渡せる「きらら海洋博」会場近くの阿知須温泉に一泊で行ってきました。夜食にススキが添えられた小さなおにぎりと饅頭が出ましたが、何も気付かずに寝てしまいました。実は 10 月 3 日は例年に比して遅めですが、中秋の名月の夜だったのです—直接見れなかったので、その時の Full Moon の写真を掲げますね。
本来の中秋(旧暦では 1,2,3 が春、4,5,6 が夏、7,8,9 が秋、10,11,12 が冬)の名月は旧歴の 8 月 15 日ですが、今年はその時期が 10 月初旬に当たったのでした。
因に今朝方早朝西の空にも、まだ真ん丸のお月様を観察することができました。
さて、今月から季節性のインフルエンザワクチンが接種でき、また新型に対するワクチンも今月 19 日から使われるようです。医療従事者と重症化の危険性が高い人などに順次接種されていきますが、児童や高齢者など大半の対象者は年明けの接種になり、流行のピークに間に合わない恐れもあるとのこと。接種は自己責任で決め、接種費用(2回接種で計6150円)も自己負担となります。
先日、福岡徳洲会病院 30 周年記念祝賀会で「しいのみ学園」創設者である曻地三郎先生(満 103 歳)の講演を拝聴しましたが、シャンと背筋を伸ばして真赤なスーツとシャッポで登場されたのにまずは驚きました。また、それ以上にパワフルで御元気、かつユーモアたっぷりの語り口と PPT アニメーションを用いての興味深い話の内容も然ることながら(世界 40 数ヵ国で講演をなさって来られたそうで、その講演旅行の回数だけでも年齢からして驚異的です)、常に健康に気遣われ毎朝の乾布摩擦やご自身であみ出した棒体操(?)を欠かさず、手洗いうがいは勿論、一口 30 回咀嚼する習慣を 100 年間続けておられる姿勢に敬服しました。「三つ子の魂百までとは言え、母に教わったよく噛むことを忠実に守り、皆さんの御蔭もあって今まで長生きしました」とのこと、これからも記録を伸ばされると信じます。我々も、手洗い/うがい位は頑張って続けましょうね。