お知らせ
女性の進出
2009.11.02 [ 井林院長MonthlyTale ]
091102 11月朝礼訓示 #0911
Halloween Party( http://www.care2.com/send/card/6685 )も終わり、今年も早や丁度残り2ヵ月を切りました。昨日の冷たい雨で急に寒くもなってきました。明日は 1946 年に日本国憲法が公布された日ですが、その半年後の 5 月 3日に施行されたのが憲法記念日、正式に「文化の日」として認定されたのがそ
のまた半年後の 11 月 3 日なのだそうです。自由と平和・平等を愛し、文化を進める大切な日として制定されて以来、何と 62 年も経つのです。
最近、出張で飛行機に乗った際の話ですが、往路が黒人のパイロット、復路が女性パイロットという大変貴重(機長というシャレではないですが、、、)な経験をしました。前者は、搭乗時に操縦席に座っていたのを垣間みたのと、上空での安定飛行に移ってからの操縦席からのアナウンスが辿々しい日本語でしたので間違いないと思いますし、後者も明らかに女性の声でしたので周りの皆さんもすぐに気付かれたようでした。JAL か ANA かは忘れましたが、少なくとも自分にとっては、国内線ではいずれのパターンも初めてで新鮮に感じると同時に、いよいよ我が国の航空会社業界も様変わりしつつあるのだなと確信した次第です。自由/平等に globalization が進んできている証拠でもありましょうが、、、。
さて、日本の医療業界(特に慢性期病院)における職員雇用に目を向けた場合、国際化や男女比はどのように変化してきているのでしょうか?女性医師の比率に関しては、当院ではちょうど4割が女性で、この数字は正に昨今の全国医師国家試験における受験者の性比を表しておりますが、外国人医師は全国比率でみてもまだまだ大変少ない状況と思われます(外国人が他国での医師免許資格を得るのは今でも大変難しいようです)。看護師や看護助手は圧倒的に女性、リハビリテーションのセラピストも断然女性の方々が多いように思います。また、介護福祉士に関しては、東南アジアなど海外の受験者が今後次第に増えていくと報じられておりますが、あと数十年もすれば 1/3-1/2 は 65 歳以上の高齢者という時代を迎える我が国ですので、日本の若者も興味さえあれば、医療福祉などパラメディカル方面でも大いに頑張って活躍して下さればと願います。
文頭にも述べた通り、「文化の日」は自由/平和/平等のなかで日本の文化を高めて行くという記念日ですので、明日は美術館ほかの一部施設が無料解放されるところもあるようです。例年圧倒的に快晴の日が多いそうですので、皆さんもブラリと文化や芸術の薫りに誘われて出掛けてみては如何でしょうか?
今月は消防訓練もあります(昨年の写真より)