お知らせ
火山大国と誠愛富士
2010.02.01 [ 井林院長MonthlyTale ]
100201 2月朝礼訓示 #1002
先月末は、立て続けの事故で新幹線のダイヤが珍しく大幅に遅れました。原因は小田原周辺での架線切れ停電(29 日)と信号系統のトラブル(31 日)によるものでしたが、週末の 30 日から一泊二日で大阪出張だった自分は、たまたま日曜早朝に運良く新大阪発の臨時列車に飛び乗り無事帰福することができました。
会議日程が1日ずれたり、発車ギリギリに駅に着き臨時列車の存在に気付かなければ、駅のホームで数時間待つ羽目になっていたことでしょう。
それほど、齷齪(アクセク)時間を稼いで過ごす必要もないのでしょうが、性格的にせっかちなのは中々治らないものです。時間に遅れない、締め切りを守るなどは、学生時代の厳しいクラブ活動や医局の先輩方から教わった良い面かとは思いますが、時間厳守を motto(モットー)に綱渡り的に毎日の仕事を続けていると、どうしても歪みが生じ次第に内容も不備になりがちです。新幹線同様、せっかち人生も考えものかも知れません—と言い乍らも、2/1 朝礼の monthlytale や第1週に3つ重なった夜の講演スライドを、列車最前列の電源付き座席に移動しパソコンを叩いて作っているのですから、何とも情けない限りです。
ゆっくり車窓から外の景色を眺めたり、鈍行に乗り換え知らない駅に降り立ち散策したりなどは、自分には恐らく一生無縁のような気もしてきました。
そんなことを反省し、ふと広島辺りで外の景色を眺めると、小さな富士山のような形をした小高い山が見えます、、、その後も其処彼処に山陽新幹線に沿って小富士が沢山。日本は矢張り「火山国」なのだという感を新たにすると同時に、誠愛リハビリテーション病院会議室から甘木方向に見える小富士のことが思い出されました(写真参照:勝手に筑紫富士または誠愛富士などと呼称していますが、本当は何という名前の山なのか?ご存知の方は是非教えて下さい)。
列車内でウトウト揺られて書いた所為か、脈絡のない文章になりましたが、仕事と無関係なことを考えるのも面白いものです。しかし、この拙文を書くことも第1週月曜日の締め切り遵守の一つの作業であることに気付いた次第です。
今月も寒さ対策を怠らず、突然の循環器病にご用心! (病院から東南方向に見える誠愛富士?)