お知らせ
看護師さんと香港デビュー
2013.09.02 [ 井林院長MonthlyTale ]
130902 9月朝礼訓示 #1309
8/30 から本日まで、当院看護師ならびに聖マリア学院大学大学院看護学研究科の先生方と一緒に、Asia Pacific Stroke Conference (ASPC) 2013 に参加、正味2日半に及ぶ珍道中ならびに発表を何とか無事に終え、帰りの機内でホッと一息、今月の Monthly Taleを書いています(香港は台北に寄らなければ 然程遠くもないのですが、眠くもないので機内でついつい)。当院の高次脳障害患者 50 例弱を含む看護臨床研究で、海外での英語発表は初めてということから、若手・中堅の皆さんはやや緊張気味でしたが、香港での学会も観光も会期中は極めて充実しており、この非日常の2日間の vacation に皆さん大満足、6人全員が無事帰路についている次第です。
思えば、自分自身が–2年前までの招聘ランチョンやシンポジウムは別として–原著論文で英語発表したのは 10 年以上も前のこと。5年前までの大学病院勤務時代は後輩の先生達と、そして数年前からは当院中心で看護師、セラピスト、そして医局や福祉部の皆さんと共同研究という形で、実力より敢えて少し背伸びをし 海外での演題発表を嗾けるのが重要な仕事の一つです。後進達がいざ参加してみて、「何だ、、、意外に海外の学会など恐れるに足らないわ;言葉など流暢に喋れなくても結構通じるのね;日本の他大学や世界中の人々と知り合え、自由な雰囲気で discussion でき、楽しく勉強になるわよ、今度は私が頑張って海外に演題出してみようかな!!!」といった経験値を積み、チャレンジ精神を培って戴ければ上出来です・・・と、いくら格好つけて言ったところで、実は一番 relax & refresh しているのは引率係の院長本人なのかも知れませんネ。どうも皆さん有り難うございます、そして事故にも遭わず無事に帰国でき嬉しい限りです。
さあ明日からは、10 月初めの病院機能評価の準備で忙しくしている職員や、日々頑張 っておられるリハビリ患者さん達と 再び向き合う日常生活が待っています。この1ヵ月、自分で決めて励行していること(きつくて辛い回復期リハビリのために転院してこられた新入院患者と家族の皆さんに顔を合わせるため、その日のうちに病室を訪問し会話を交わす序でに、主治医や担当看護師/セラピストの名前を確認しシッカリ褒めて回ること)も再開します。これって、医局、看護部、リハ部の3人の副院長もされたら良いよ うに感じているのですが、如何でしょうか?