お知らせ
チンアナゴの日、杖の日、介護の日?
2013.11.11 [ 井林院長MonthlyTale ]
131111 11月朝礼訓示 #1311
急に冷え込んできましたね。これからの早朝散歩では、耳当て付きキャップと手袋が必須です。今日は 11 月 11 日、、、色々な記念日の日なんです。例えば、ポッキー&プリッツの日、鮭の日、電池の日、西陣の日、配線器具の日、新しいところではチンアナゴの日(写真左;東京スカイツリー近接の墨田水族館で撮影)等々。
自分も昨夜いろいろと考えているうちに、ふと「杖の日」というのを思いつき、早速インターネットで調べましたが残念乍ら見当たりませんでした(数字の1が其れこそ杖に見えませんか?)。Ummm、でも海外には絶対ある筈だと 今朝再び調べて行くうちに、 White Cane Safety Day なる記念日を見つけました。しかし、これは目の不自由な方々の白い杖と安全のために 1964 年の東京オリンピックの年に制定されたもので、しかも開会
式(10 月 10 日)に近い 10 月 15 日になっていました。同時に出勤途中の車中の報道番組で、本日は何とリハビリにも関係のある「介護の日」(2008 年)であることを知りました。斯かる記念日の殆んどは販売促進等を狙った側面も確かにあるようで、テレビでは様々な補助器具や介護ロボットの紹介がなされていました。偶々紹介されていた 高齢者や障害のある方々の座位から起立をアシストするロボットは動きが非常に滑らかで、もっと汎用され値段が安くなれば老母の誕生日にでもプレゼントしたい位に思った次第です(補助する方の体格や体重等をきちんと計算し、実に精巧に出来た介護ロボットでした)。
考えたら自分らが小学校に上がる 1950 年代後半の頃、一般家庭にはまだテレビも普及しておらず、学校から帰るとすぐに近所の子らと缶蹴りや縄跳び、追いかけっこ、面子
(牛乳瓶の蓋を手のひらで叩いてひっくり返す“ポン”という遊びも流行)等で遊んで いたように思います。その後、東京オリンピック以降位からか、質素な我が家にも少しずつ電化製品が増え、家電の3種の神器とも言われたテレビ/洗濯機/冷蔵庫、はたまた電話やレコードプレイヤー、電気掃除機などがお目見えしました。今や、電化製品は街に溢れ、小中学生〜大人でさえ電車やバスの中ではスマホのゲームやメイルに夢中です。この先、全てが便利な全自動電化製品、自動で運転/停車するハイブリッド車、お任せ
で掃除〜介護まで何でも手伝ってくれるロボットたちが次々に登場してくる筈です。何 やら嬉しいような怖いような複雑な気持ちにはなりますが、良い日良い日で 11 月 11 日は「介護の日」としてこれからも暫く続いて行くでしょう。急性期、回復期、そして維持期(生活期)と、人が人に関わるリハビリは大きく変わって欲しくありませんが、ロボットに負けないように暖かく優しい心の奉仕を忘れず今後とも頑張って行きましょう。
