福岡県大野城市にある回復期リハビリテーションに特化したリハビリテーション専門病院

誠愛リハビリテーション病院

   

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三寒四温、ソチ五輪と国際学会

2014.03.03 [ 井林院長MonthlyTale ]

140303 3月朝礼訓示 #1403

早朝はまだ寒いのですが、三寒四温で少しずつ春の訪れを感じます。先月2月はソチ冬季五輪やSan Diegoで開催された国際脳卒中カンファランス(ISC2014)参加等で睡眠不足+物入りの1ヵ月となりました。
Winter sportsが昔から大好きな自分(と言っても今流のスノボーではなく普通の長めのスキーです)としては、日本選手の活躍が毎晩楽しみでした。ただ、丁度米国学会に重なってしまい、インターネットやNHK World Newsで五輪速報を時差ぼけ解消を兼ねて観ていましたが、放映権の関係からでしょうね、中々動画が映し出されず悶々としていました。日本も10代の若い選手達が楽しみ乍ら好成績をあげる中で、凄く良い滑りだったのに前回同様4位だった上村選手、41歳のレジェンド銀/銅の葛西選手、さらに見事に有終の美を飾った浅田選手など実に感動的でした。
さて、米国西海岸メキシコ国境に接するカリフォルニア州San Diegoの地は、多くの軍艦が行き交う軍港としても有名な都市で、丁度短い雨期とは言え温暖な気候と陽気な雰囲気の観光地;下町に当たるGas Lamp Quarter近くにある巨大な会議場では同時に3つの大きな学会が開かれていました。我々の参加したISC2014には、当院医局からは1題のみのentryでしたが、横山葉子医師が口演付きポスターでこれまた堂々と見事な発表を行い、質問やコメントに対し的確に2−3受け応えていました(下記写真)。学会は他に、ここ数年に及ぶ大規模臨床試験の結果や症例を扱った原著報告、基礎的なsuper scienceの演題等、脳卒中に纏わる幅広い内容の3日間で 元より全てを網羅するのは不可能でしたが、たまたま学会前日に一緒になった国立循環器病センターの後輩とともに、西海岸最古の町であるOld TownやSea Worldを訪ねたのはとても楽しい思い出になりました(28年前に小さな子供達の手を引いて一度は行った筈なのですが、殆ど覚えてませんでした)。

大寒波が1週間周期で日本を襲い、折しも45年振りの大雪翌日に成田を発った今回の学会;往路は過去にない代替機到着遅れ/Cabin Preparationなしという悲惨な足止め経験をしましたが、帰国後の時差ぼけやインフルエンザにも悩まされたのでした。後者はタミフル予防投与に助けられましたが、6月に発売予定だという脳機能全体でなく睡眠に関わる伝達物質のみを特異的に抑える睡眠薬が早く欲しいです。昨晩放送された柳沢正史博士発見の覚醒/食欲増進ホルモン(オレキシンorヒポクレチン)と過睡症の番組『夢の扉』を見乍ら、脳視床下部から分泌されるオレキシン受容体拮抗薬が既に開発されていることを知りました — 世界中、様々な分野で世界的な仕事が展開しているのです。
* 看護部が当院リハナースのブログを始めたようです、、、是非一度 御覧下さい ☞ http://seiaikango.blog.fc2.com

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