お知らせ
夏の疲れと院内活動
2015.09.07 [ 井林院長MonthlyTale ]
150907 9月朝礼訓示 #1509
今年の夏は昨年と違って大変暑い日が続き、9月に入り急に涼しくなってきました。こんな時期は夏の疲れも重なって、体調を崩す方々も少なくはないでしょう。皆さんはいかがでしょうか?
不覚にも自分は、立秋のお盆前から右胸〜上腕にかけての帯状疱疹を患い、2週間の点滴を受け、ようやく先週から新入院患者さんへの入院当日ベッドサイド(顔見せ)挨拶を再開しました。抵抗力の弱った高齢者の方々に遷しては大変と思い3週間は訪室を遠慮していましたが、この間も自分自身の気の緩みからか免疫力が落ちていたことを恥ずかしく思っておりました(まさに医者の不養生:泣)。歯痛、痛風、ヘルペスが世の中の3大痛と学生時代に習いましたが、治りがけの電気の走る様なピリピリ感+痒みが我慢できません。同時に夏休みの間遊びに来ていた孫がマイコプラズマ肺炎+副鼻腔炎となり、同居家族も体調を崩しておりましたが、自分は何故かそちらは免れました — 不思議な ことに、かえって免疫力の弱った人は間質性肺炎にならず普通の風邪症状で終わることの方が多いらしく、実に不思議な感覚ですが、、、まあ良いこともあるもんです(笑)。
ある患者さんの身内の方より、「甥っ子が入院していた半年間、お見舞いメールのやり取りができ大変嬉しかった。ありがとう!」というご丁寧なメールをわざわざ事務方に頂戴し、こちらこそコツコツ続けてきて良かったと担当の係り共々元気を戴きました。最近では総回診していて、患者さんの足指〜爪がフットケアチーム(FCT)により綺麗に手入れされていることや、中等度以上の認知症患者さんを集めての病棟ごとの認知症ケアチーム(DCT)主催のいきいき道場におけるレクリエーション活動はなかなか微笑ましく、お世話は大変でしょうがこれらもどんどん進化させていって欲しいと願います。
毎月1回開催中の誠愛院内勉強会では、医局の主催内容ばかりでなく、次回はリハ部主催(呼吸器リハビリについて;大学のセラピスト講師の先生を招聘)、来月は摂食嚥下チーム(EST)主催で当院の歯科医師+歯科衛生士による口腔ケアについて勉強する予定です。夏に予定していた恒例の近隣医の先生方との筑紫地区リラックスカンファレンスは講師の先生(国立循環器病センター神経内科)が超多忙のため、今年は延期になりそうです。これからもアイディア出しながら色々と企画中(回復期脳卒中リハビリ漫画など)ですので、どうかご協力をよろしくお願いします。