お知らせ
Ten棒10/1の日に病院の展望!?
2017.10.12 [ 井林院長MonthlyTale ]
171002 10月朝礼訓示 #1710
10/1 は展望の日[展(ten)=10/望(棒)=1]で前夜の福岡タワーは赤一色に彩られました;全国各地の主だったタワーが一斉に真っ赤に点灯する日なのだそうです。皆さんはお気付きでしたでしょうか?それはさて置き、このところ政界、世界情勢の変化、将又 5 年後を目処にスペース X なるロケット旅客輸送の開発など、周囲環境が目紛しく変化しています。いずれも我々〜人類にとって良い結果になれば嬉しいことなのですが、、、実のところ不安も大です。
さて、当院がこの地(大野城市下大利地区)に開業して早 30 年目–リハ病院と銘打ってからは 25年目–、自分が院長として赴任して 10 年目–理事長は 2 年目–、今年度はある意味節目の年を過ごしております。前述の政界同様(希望の党など)、病院自体も生き残りをかけ変化して行くためには、不断の努力は勿論続けなくてはなりませんが、2000 年以降の定期的な診療報酬改定の度に否応無しに、経営上苦しい改革を迫られているのが現状です。今年度末で第5病棟 36 床については、25:1 看護の人員配置での運営経過措置が廃止されるため、この 4 月以降 15:1 看護の回復期病床に変換すべく、看護師数に見合った回復期病床を目指してきました(地域包括病棟は 24 時間患者受け入れ態勢やさらなる看護師増員 13:1 の必要があり断念)。従来の回復期適応外患者は、各回復期実動病床の2割を超えないように分散させ、制限内でのリハビリ単位を提供する方針としました。
2018 年度からの診療/介護報酬ダブル改定を睨んで、全職員で知恵を絞り緻密な条件下に規定範囲内で最大限努力・工夫して参ったという訳です。今日から始まる下半期期間内に理想的には第5病棟でも従来通りの入院定員数 36 名を目指した回復期患者を確保すべく、看護師募集や配置の工夫には引き続き注力したいと思っています。上半期は第5病棟患者の極端な抑制のため予定通りの大幅減収でしたが、この下半期からは全病棟回復期体制となるので捲土重来の巻き返しを見込んでおり全く心配は要りません、通常の ATM 精神で頭と体を使って頑張って行きましょう。
ふと、Akaruku Tanoshiku Maemuki のT は漢字で書くと楽か愉のどっちなのか迷っています(笑)。どちらでも良いことなのですが、「楽」はどうも与えられた遊びや機会や仕事を只々あまり考えることなく受動的に楽(ラク)して delight する感が強く、一方「愉」は自らの能動的な気持ち、思いから創り出した感情をベースに物事を分析理解し満足する discover かな? と思ったりして、、、。展望の日前夜に何故にタワーが赤く染まるのか?青や緑、あるいは白や黄ではどうしていけないのか?やはり秋は赤のイメージだからなのか?昔からの悪い癖で、下らない事項にすぐ想いを馳せてしまいがちです。とにかく ATM 精神で下半期も頑張って皆と共に無事に軟着陸を目指す所存です!