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パワハラ撲滅宣言
2018.12.01 [ 長尾院長MonthlyTale ]
今までも再三語ってきたように、組織の財産は人であると私は固く信じています。ですから、そこで働く人が働きやすいと思える職場を作ることが、私に課せられた重要な使命であると思っています。パワーハラスメントは働きやすい職場を蝕むもので、これを許すような職場環境であってはなりません。
パワハラには二つの型があります。一つは指揮命令系統を隠れ蓑にしたもの。上司が部下に理不尽な要求をするのがこれに当たります。もう一つは職種間に 暗黙の了解で存在する「上下意識」をむき出しにしたもの。一人の患者さんを前にしたときに職種間に上下があるべきではなく、少なくともこの病院ではそのような上下関係は認めていません。
しかしながら大変残念なことに、これらのパワハラまがいの発言や行為が当院でも起こっていることが私の耳に入ってきます。もっとも、そのような言動はごくごく一部の人が繰り返し行っているようで、ほとんどの職員は当院に相応しいマナーを身に着けていることも理解しています。
私が言いたいのは、そのような言動を許す職場意識を一掃したいということです。病院内ではパワハラまがいの差別的な発言は決して許されないという職場風土を作りましょうということです。自分はしていないと思っても、見て見ぬふりをするのは同罪です。勇気をもって注意するか報告するかが必要ではないでしょうか?とくに各部署の管理者にはこのことを強くお願いしたい。問題となる発言や行為を決して黙認しないでいただきたい。
とくに問題だと思うケースは私自身がヒアリングをするつもりです。この病院からパワハラを一掃するという強い決意をもって臨みますので、皆さんのご協力をお願いします。