4 月から新たに誠愛リハビリテーション病院の職員となった皆さん、ようこそ！これから皆さんは私たちの仲間です。一緒に力を合わせて一つでも多くの笑顔の花を患者さんの顔に咲かせましょう。
みなさんが誠愛リハビリテーション病院の職員になったのはたくさんの偶然と必然が積み重なった結果です。単なる偶然だけではありません。今まで一生あまた懸命勉強して資格を取り、数多ある就職先の中から当院を選び、当院のスタッフから選考され、今、スタートラインに立っているのです。
ここで心してほしいのは、皆さんは当院に選ばれた存在であるということです。どんな集団にも必ずその組織が守るべき心があります。同じ医療機関でも何に最も価値を置くかは微妙に異なります。新しい仲間を選ぶときにも、そこにいる新人が、私たちと同じ価値観を共有できる人であるかどうかを見極めようとします。そして、皆さんはそう認められたのです。そのことは胸を張って誇ってよいと思います。そして、誠愛リハビリテーション病院が大切にしているものを、これからの仕事の中で一つ一つ確認して行ってほしいと思います。ただ、どんなにきれいな宝石も、元はと言えば土に埋まった石ころの一つだ ったわけです。磨かなければいつまで経っても石ころです。これから皆さんはキラキラ輝く存在になるために、しっかり自分自身を磨かなければなりません。私たちはみなさんの自分磨きにできる限りのお手伝いをしたいと思います。
何十年かが経過して、皆さんがキラキラ輝く存在となって、この病院を選んでよかったと思ってほしいと心から願っています。逆に、失意のうちに、当院を去っていくようなことがないことも深く祈っています。どうか困ったときは遠慮なく周囲の先輩や仲間に相談してください。
もう一度、誠愛リハビリテーション病院へようこそ。同じ仲間として、患者さんの顔に笑顔の花を咲かせましょう。