お知らせ
院長アンケート結果について
2021.12.01 [ 長尾院長MonthlyTale ]
先日、院長に関するアンケートを実施しましたが、229 名の方から回答を戴きました。回答してくださった方々は病院のことを真摯に思い、様々な問題点を指摘してくれており、私が気づかなかったことや自分に足りないことに注意を向けさせてくれました。わざわざ時間を取っていろいろなことを教えてくださった皆さんに、この場を借りて厚くお礼申し上げます。具体的に記入していただいたコメントには全て目を 2 回通しましたが、また時間をおいて 3 回目も読もうと思っています。
当初は自分で勝手に言い出したアンケートの結果を自から公表するのはいかがなものかと思っていましたが、逆に公表しないのも皆さんに失礼ではないかと感じるようになりましたので、結果をありのままお知らせすることにしました。
院長の能力評価については図 1 の通りで、どの項目も 3 点を少し超える平凡な院長像が浮かび上がっています。ただその中で私が嬉しく思ったのは、「熱意」と「信頼性」で 4 点を超える評価を戴いたことです。結果は伴っていないのでしょうが、この 2 点は自分が一番気にしていたところなので嬉しく思っています。逆に言えば他の項目でも同様の評価が得られるよう、これから頑張らなければならないということですね。
アンケートの中で、私が院長であることに対して皆さんがどう考えているかというのは最も重要なところです。院長継続を可とする人が 84%、不可が 1%(1 名)、どちらとも言えないが 8%、その他と無記入を合わせると 7%でした。
(図 2)。84%の職員から支持を戴いたというのは自分でもびっくりしましたが、裏を返せば 15%強の人は積極的に支持しないと言うことですので、喜んでばかりはいられません。さらに言えば、日頃私と接触があまりない職員の中には、不可という理由もないので可としてくれた方も少なからずいると思います。ですからこの数字に甘んじることなく、寄せていただいたたくさんのコメントの中に込められた皆さんの思いを大切にしながら病院運営を進めて行きたいと思っています。
本来ならば皆さんからの要望や批判に対して一つ一つ丁寧に答えていきたいのですが、現実的には難しいので、月に 1 度、私から皆さんに語り掛けるこの場を借りて、今後、私の考えを述べて行きたいと思っています。
病院を作って行くのは職員の皆さん一人一人の考えが元になります。皆さんの意見をしっかり収集して、大多数の職員が納得できるような形に改善していくのが私の仕事だと思っています。みんなで力を合わせて、働きやすい職場を一緒に作って行きましょう。
長尾哲彦
図 1 院長能力評価
図 2 院長継続の可否