誠愛リハビリテーション病院には誠愛timesという、ちっちゃくて可愛い季刊情報紙があります。主に職員以外の方々に対して情報を発信していますが、ここに寄稿した私の新年のご挨拶を以下に転載させていただきます。私たちがどのような考えのもとに医療を行っているか、広く知っていただくための一助になれば幸いです。

新年のご挨拶

新しく立ち上がった病棟で新たな年を迎え、職員一同、当院の理念である「誠愛なるリハビリテーション医療」の実現に向けて励んでいます。この理念には、「誤魔化しや嘘のない誠実なリハビリテーション医療を、愛(いつく)しみの心をもって実践する」という願いが込められています。組織の理念はとかく飾り物になりがちですが、私はことあるごとにこの理念を口にして、それを基準に物事を考え、決め、実践するよう促しています。今年も様々な壁に挑みながらも、常にこの精神を忘れずに、一人でも多くの患者さんやご家族の方々に、「誠愛でよかった！」と思っていただけるよう、努力して行く所存です。皆様からの温かいお言葉は何よりの励みになりますし、厳しいご指摘は真摯に受け止めて、今日よりも明日、明日よりも明後日と成長していく糧にしたいと思っています。どうか本年もよろしくお願い申し上げます。

院長　長尾哲彦