お知らせ
目標と夢
2026.01.20 [ 長尾院長MonthlyTale ]
新しい年を迎え、皆さんそれぞれに新たな気持ちで仕事に臨んでいることと思います。年が改まったからと言って、現実には特別なことが始まるわけではありません。しかし日々同じような仕事を繰り返していると、ついつい全てが見慣れた景色になってしまって、初心を忘れがちになります。ですから年が変わったことをきっかけにして、新たなスタートを切ることは、とても意義のあることではないかと思います。
かく言う私は、新年の目標など明確に意識することなく長年過ごしてきましたが、一昨年から、1年を通してコツコツと積み重ねていく何かを決めて、それに向かい合うことにしました。1年目は苦手な筆ペンで文字を毎日書くという目標で、もちろんできない日もありましたが、いまだにその習慣は続いていて、相変わらずの下手っぴですが、以前ほどの苦手意識はなくなりました。その年は欲張って、”医局で購読している医学雑誌に掲載された症例報告を全て読む”という目標も掲げました。全てという点では落第でしたが、今も可能な限り目を通すようになりました。ちなみに、昨年の目標は半年もしないうちに撃沈してしまったので、今年はまた心機一転、新たな目標を立てました。来年の懺悔をご期待ください。
話は飛ぶのですが、大相撲に玉鷲という関取がいるのをご存じでしょうか?41歳という、力士としては幕内最年長のベテランですが、どんな相手にも正面から全力で向かっていく外連味のない相撲ぶりは、多くのファンを惹きつけてやみません。この玉鷲関に、どうしていくつになってもそんな相撲が取れるのかをインタビューアーが尋ねたところ、「いつも目標と夢を持つことが大切」と答えたそうで、「やっぱりね~」と嬉しくなりました。玉鷲関の目標や夢を、毎日筆ペンで字を書くなんてしょぼい目標と比べるのはさすがの私も気が引けますが、それでも何もしていなかったころと比べると、自分自身の変化を実感できるという意味では、皆さんにも個人的な目標を立てることをぜひお薦めしたいと思います。
「個人的な」と敢えて言ったのは、他方で我々には職業人という立場もあるためです。昨年も私の新年の挨拶で、各部署で年間目標を立てるようお願いしました。その成果はどうだったでしょうか?もし、あまり変わらなかったと感じるのであれば、今年は役職者や一部の職員が考えて皆に周知するのではなく、スタッフの溢れる思いを目標に変えてほしいと思います。「私たちは誠愛リハビリテーション病院をこんな病院にしたい」という熱い思いを込めた目標を立てていただきたいのです。そしてその目標に沿って、定期的に進捗状況をチェックしながら、この1年を過ごしていただくようお願いすることをもって、今年最初のmonthly taleとさせていただきます。

