福岡県大野城市にある回復期リハビリテーションに特化したリハビリテーション専門病院

誠愛リハビリテーション病院

   

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Golden Weekと火いづる国

2015.05.11 [ 井林院長MonthlyTale ]

150511 5月朝礼訓示 #1505

あれだけ待ち望んでいた快晴続きのGolden Weekもアッと言う間に過ぎ去り、終わってみれば草臥れ(くたびれ)疲労感と同時になんだか寂しい気持ちになりがちです。
新入職員の皆さんは、入社式から早1カ月、会社(病院)のシステムにも少しは慣れ、日々の仕事のリズムにも何とかついて来られるようになったことと拝察します。この時期、帰省してご家族(特に母の日)にも会われホッとした安堵感のもと、月曜早朝から再び勤務という緊張感/不安感などが同時に頭をもたげ、気分的に少々落ち込みやすい頃でもあると言われています(いわゆる皐月病:ご用心ください)。
5月に入ったばかりなのに、巨大台風が日本列島に近づきつつあり、また各地で火山活動が活発化してきました(箱根山だけでなく東北の蔵王、鹿児島の桜島などでも)。
4年前の311大震災大津波の後から様々な気象変動や自然災害が増えたような感じがしてなりません、、、昨年の御岳山大噴火のニュースを思い出すと、実に不気味です。大陸間プレートの軋みや温暖化した地球を覆う大気圏の乱れ、火山のマグマ活動などは地球規模で考えれば太古の時代からある程度は当たり前に繰り返されてきたのかも知れませんが、人類が作り出した一見便利で快適な各種文明の利器や、贅を尽くした怠惰な生活そしてエネルギー使い放題の環境破壊など、余りにも度を過ぎた人間の身勝手な変貌振りに神様が激怒し警鐘を鳴らしているのかも知れません。
ところで、人間たるもの日頃からある程度我慢することは大切ですが、我慢し過ぎて自らストレスを溜め込み火山のように爆発してしまってはいけませんし、或いはストレスに向き合い過ぎて余計なエネルギーを大量消費し逆に燃え尽きてしまってもいけません。熟(つくづく)バランスが大事になって参ります。台風後に待っている5月最終週の脳卒中週間と梅雨入りに向け、心身ともにバランス良く毎日を過ごしましょう。

おまけ)本日入院された97歳の大腿部頸部骨折術後の女性患者さんが、一所懸命“漢字ドリル”をなさっていました。読めても書けないと仰りながら束子、袱紗、盥、蒟蒻、刺繍などにフリガナを振っているのに驚きました。思わず「学校の先生でしたか?」と馬鹿な質問、、、「普通の主婦でした」のお返事にまたまたビックリ。スマホやパソコンばかりに漢字を頼っていると人間ダメになっちゃう気がしました。

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