ご挨拶
理事長あいさつ
当法人は昭和51(1976)年に福岡市に設立され、昭和63(1988)年3月より大野城市の誠愛リハビリテーション病院(当初210床)、介護老人保健施設カトレア(100床)を中核に、その後 訪問看護ステーション誠愛、居宅介護支援事業所カトレア、通所リハビリ誠愛、老健カトレア通所リハビリなどを併設して参りました。現在は199床の回復期リハビリ病院として、令和6(2024)年12月には新病棟(東棟)と管理棟(西棟)が移転、2026年暮れまでの2年間で中央棟と駐車場が完成する予定となっています。病院ならびに関連施設では脳卒中、骨関節疾患、フレイル、廃用症候群の患者さんやご家族の心身回復のお手伝い、在宅復帰、社会復帰を目指しています。また昭和54(1979)年以降、福岡市六本松に開業した三光クリニックでは、慢性腎不全患者さんを対象に外来維持透析により日常生活を応援しております。
これからも職員一同ATM(明るく愉しく前向き)精神にて頑張って参りますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
理事長 井林 雪郎
院長あいさつ
私たち誠愛リハビリテーション病院の職員は、病気や怪我のために、今まで普通にできていたことができなくなった方々を支えて、もう一度元気になっていただくお手伝いをすることを使命と考えています。患者の皆様の笑顔が職員の喜びや力となり、人間的な成長につながることを目指しています。
我々が何よりも大切にしたいと思っていることは、傷ついた方々や医療に対して誠実に向かい合うことです。嘘偽りやごまかしで、自他の心を欺かないように心掛けています。そしてそのような誠実さの根本に、病気や怪我で辛い思いをしておられる方々への愛が必要だと考えています。まさにこれが、病院の理念である「誠愛なるリハビリテーション医療」の意味するところであり、私は事あるごとにこの理念を大切にするよう、職員に語り掛けているつもりです。
当院はリハビリテーションの中でもとくに、脳卒中、骨折、高齢者の体力低下(廃用症候群)などのスペシャリストをスタッフに据えて、これらの疾患を中心に診療しています。また、身体機能低下に伴う心の痛みに寄り添うことにも特別な思い入れがあります。体の動きと同様に将来への希望を取り戻していただくことも、リハビリテーション医療の大切な仕事だと思うからです。
当院の治療は病棟(入院)でのリハビリテーションが主体となりますが、それ以外にも地域の皆様にとって必要な存在でありたいという思いのもと、外来リハビリテーション(小児身体障がいや発達障がいを含む)、通所リハビリテーション(介護保険利用)、訪問看護、訪問リハビリテーションなどの事業も展開しています。また、地区の公民館などで実施する健康づくりなどにも積極的に参加していますので、お気軽にお声掛けください。
院長 長尾 哲彦